TKGをお茶碗で

お茶碗を、最近たくさん洗った。お皿洗いは好きなのですよ。汚れをとってあげてきゅっきゅってなるのがたまらんのです。
お皿をたくさん洗ったと言うとなんだかたくさん料理をしているように聞こえるけども別にそういうわけではないですが。
とにかくお茶碗を洗いまくっているのです。TKGこと卵かけごはんが大好きなのです。
いっぱい行動する日は絶対朝ごはんは卵かけごはん。（休みの日は朝抜いたりしちゃうので・・・）
あぁ、卵かけ。
そして汚れた茶碗とお箸だけが残る。
お茶碗を何度も何度もこうして毎日洗い続けていると、私の手が、荒れていくのです。
お湯で家事をすると荒れやすいと聞いていたので冬でも頑張って水で家事をしてました。（だんだんなんだか水で頑張ってる自分に満足してくるのです。へっ）
でも、荒れるのです。やっぱり洗剤使うしね。
でもお茶碗は洗われるたびにきれいになって。
私の手は荒れていくのに。
形として目に見えるものはいつかはみんな消えちゃうもんなんですよ的なあの言葉（口に出すのがなんだか恥ずかしい）を考えると私の手は、確かにだんだん消えていきそう。なのにお茶碗は全く消えそうにない。毎回生まれ変わっているようにしか見えない。つるつる。ぴかぴか。
ずるいじゃないか！私の手も生まれ変わらせてはくれまいか！

とか言いながらね、荒れてる手の方が私には魅力的なのです。
（別に「自分の手最高！」とかいう意味ではない。）
（そして「手きれいな人だめ！」とかいう意味でもない。）
なんかそういう場面が「風の谷のナウシカ」でもあった気がする。
自分の手が見えなくなるくらい必死になる人、かっこいいなぁ。惚れるなぁ。男女関係なく。
まだ若いから手はきれいな方がいいんだけどね。
別に「私の手が荒れてるのは悪いことじゃないでしょ？ね？ね？」と言いたいわけじゃない。のよ。

言いたいわけじゃない。と言ったらこれを思い出した。
http://www.youtube.com/watch?v=XiwcV-N-joc
ベンガルトラとウイスキー/andymori

卵かけのために、ご飯でも炊こう。